2021-06-03 第204回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
まず、農業者の皆様が、ビニールハウスなどの園芸施設の被害の程度に応じて補償する園芸施設共済や農業共済、また収入保険等に加入して備えていただくことが重要であると考えております。
まず、農業者の皆様が、ビニールハウスなどの園芸施設の被害の程度に応じて補償する園芸施設共済や農業共済、また収入保険等に加入して備えていただくことが重要であると考えております。
資料二をここで御覧いただきたいんですけれども、補助割合のところで、被害額が二千万円というところが基準になって、支援が足りない部分と支援が何とかカバーされるという基準になっているんですが、仮に二千万円の被害が出た場合には国が十分の三で補助上限いっぱいの六百万円の負担、そして、農家が園芸施設共済に加入している場合、十年が経過したハウスでも国費相当分と合わせて十分の四は最低でも補償されます。
園芸施設共済に加入している人は年数のたったハウスでも最低四割が補償されるんですが、補償額は、被害を受けた時点の資材の単価表に照らした資産価値、そのときの資産価値に基づいた補償額になるわけです。つまり、資材費がどんどん高騰している中ではその補償額には反映されません。実際の資材費高騰分が含まれる再建事業の総額の四割に満たない、そうした補償になる可能性があります。
この園芸施設共済につきましては、いろんなバリエーションをつけていただいたことが加入促進につながったということで、現場でも非常に高い評価もあります。
委員御指摘のとおり、自然災害が多発する中で、農業者の皆様方には、災害に自ら備えるという観点から、収入保険あるいは園芸施設共済などの農業保険に加入していただくことが重要と考えております。 こうした中、収入保険につきましては、令和元年の制度開始から加入が増加し、令和三年は五万五千経営体となっておりますが、引き続き関係機関の連携の下で加入を伸ばしていく必要があると考えております。
園芸施設共済は、平成二十七年二月に、耐用年数の見直しや補償価額の引上げなど補償の充実を図るとともに、非加入者の皆様に対しても全戸訪問を実施するなど、制度を御理解いただき加入促進を図ってきたところでございます。
○政府参考人(横山紳君) 委員から御指摘がございましたとおり、自然災害が多発する中で、収入保険、さらには園芸施設共済、ハウスを見るものでございますが、といったものも含めた農業共済、こうしたものの加入の拡大は、備えあれば憂いなしの体制を整備するという観点から非常に重要と考えておりますし、農業共済団体の果たす役割は大きいと、このように認識をしてございます。
委員御指摘のように、自然災害が多発する中で、農業者の皆様には、災害にみずから備える観点から、収入保険や園芸施設共済等の農業保険に加入していただくことが重要と考えているところでございます。 これまでも、農業保険の加入を促進する観点から、特に園芸施設の設置に係る補助事業において園芸施設共済等への加入の要件化を進めてきたところでございます。
同事業での国費負担については、園芸施設共済加入者にあっては共済金の国費相当額と合わせて事業費の二分の一相当、共済未加入者に当たっては事業費の十分の三相当としております。
それから、畑作のものについても、全部は読みませんが七二%、園芸施設共済は五三%になります。 収入保険につきましては、大体全国平均では五%ぐらいしかまだ入っていただけていないというのが現実でございます。
他方で、園芸施設共済の掛金が高いんじゃないか、こういう御指摘がございました。その部分については我々としても、いろいろな選択肢、カバーを大きくして掛金が高いものとか、カバーが少し低くなるんだけれどもそのかわり掛金が安いオプションといったものも新たに導入しまして、なるべく多くの方がそれぞれの経営戦略に基づいて選択をしていただけるようにということでやっているところでございます。
今御指摘があったとおりでありますが、園芸施設共済、この撤去オプションに加入をしていれば、大きな負担なく、農家の方の大きな負担がなく撤去可能となります。ただ、先生おっしゃったとおり、共済に未加入の場合は四割程度が自己負担となると思います。
なお、事前の備えとして園芸施設共済への加入が災害対策の基本であるとの考え方から、より一層の加入促進に向けて努めてまいりたいと、このように考えております。
また、園芸施設共済の撤去費用の補償を付加していれば共済金も払われることになるところでございます。なお、災害復旧事業によっても農地に混入したハウスのガラス片等の除去も支援することとしております。 今後、このような対策の周知に努め、被災された方々が一日も早く経営再建できるように全力で取り組んでまいる所存でございます。
実際、規模によって違うと思うんですが、この機会に、これだけの災害が起こるのであるから、掛金の負担から、園芸施設共済非加入の農業者の皆様にこの共済のメリット等も含めて丁寧に加入を促すべきではないかと思いますが、この二点についてお答えください。
その中で、被災した農業用ハウスの再建、修繕については、強い農業・担い手づくり総合支援交付金の被災農業支援型というのを発動いたしまして、園芸施設共済加入者に当たっては共済金の国費相当分と合わせまして事業費の二分の一相当、一方で、共済未加入者に関しては事業費の十分の三の支援を行うことといたしました。
あわせて、園芸施設共済についてでございますが、近年頻発する豪雨や台風等の自然災害により園芸施設に大きな被害が発生しており、園芸施設共済の加入を強力に進めることが重要であります。 園芸施設共済は、ビニールハウス等の園芸施設が損害を受けた場合、その資産価値の最大八割まで補償する制度であり、加入者の掛金は国が半分補助し、農業者の負担を軽減しております。
○大澤政府参考人 園芸施設共済の加入促進につきましては、平成二十八年度から、共済団体が全ての未加入者に戸別訪問をやっているところでございますし、それから、平成三十年度からは、この園芸施設の設置に関係する全ての補助事業において、園芸施設共済等への加入の要件化を行っているところでございます。
我々の園芸施設共済、例えば園芸施設共済でいきますと、そういう点、十分考慮しているつもりでございまして、我々の指導上は、台風又は降雪等により施設が倒壊することが予想されるような場合において、緊急避難的な損害防止処置として切った被覆物は園芸施設共済における支払対象となると、これは明示的に指導しているところでございます。
また、台風十二号等の局地的に発生した農林水産業被害については、支援対策としては取りまとめておりませんが、災害復旧事業の活用による早期復旧に努めるほか、台風被害によるハウスの再建については、従来の園芸施設共済や制度資金、補助事業の活用などの支援を行っております。 今後とも、被害状況を踏まえまして、被災農林漁業者の経営再建が可能となるよう、全力を尽くしてまいります。
またさらに、御指摘をいただきました十二号についてでありまするけれども、愛知県等に局地的な農業被害をもたらしたと承知をいたしておりまして、ハウス等の再建につきましては、従来の園芸施設共済ですとか、あるいは制度資金、補助事業の活用など、支援を行っているところでございますが、引き続き、被災された農林漁業者が営農意欲を失わないように取り組んでまいりたいと存じておりますので、これからも是非、委員の御意見も頂戴
御指摘のとおり、自然災害が多発する中で、事前に農業者の皆様が災害に備えていただくという観点から、園芸施設共済に加入していただくことは極めて重要であると考えております。 これまでも、利用者が加入しやすい仕組みにするということで、補償内容の充実等も行ってまいりました。
次に、園芸施設共済について伺います。 大臣が記者会見で、大阪で保険加入のばらつきがあるとお話をされておりました。京都での加入率は四割とのことです。なかなか掛金を支払うのが大変かと思いますが、やはり、こういう事態が重なりますと、そして今後の災害の可能性も考えますと、加入していただくことがよいかと思っております。
しかし、どの災害でもこの国の支援事業が発動されるわけではございませんで、一般に、災害では園芸施設共済での対応が基本となると思います。 ところが、この共済に加入している割合というのは、配付した資料にお示ししておりますが、都道府県別に数字がばらばらでございまして、吉川大臣の地元では高い加入率があるんですが、低い自治体もあります。
○国務大臣(吉川貴盛君) ただいま谷合委員から御指摘をいただきましたとおり、この園芸施設共済の加入につきましては、本当に都道府県ごとに見ると大きな差が見られます。この加入率は全国平均で四三%でございます。自然災害が多発する中で、施設園芸を営む農業者の皆様には、災害に自ら備えていただく観点から、園芸施設共済に加入していただくことが最も重要であろうと考えているところでございます。
加えまして、園芸施設共済につきましては、平成二十七年二月に耐用年数の見直しや補償価額の引上げといった補償の拡充を行っております。さらに、福井県を始め被害の大きい県や市町村では、今回の対策に上乗せ補助等を行うこととされております。 これらの支援策の組合せにより、二十五年度の大雪の際と遜色のない水準で支援が可能となっているものと考えております。
園芸施設共済からは四十万円は出たんですけれども、これでは次につながりません。四十メートルのハウスに縮小して二棟だけ建てる、そういう計画を持っておられ、それでも五百万円以上かかります。市の農政課の窓口に相談すると、担い手でないから支援は受けられないというふうに言われたそうであります。